2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

世界の終わりと始まり

世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/10/01メディア: コミック購入: 10人 クリック: 86回この商品を含むブログ (218件) を見る 文化系トークラジオLife関連で、浅野いにおの名前は知っ…

不安を背負う

「鬼束ちひろ」の話題を軸に、最近は、ブログを更新することが多くなっており、それは、自分にとって、嬉しいことでもあり、また、悲しいことでもある。 悲しみの原因を一言で言えば、私自身が、現在抱えている不安と、それを、「鬼束ちひろ」という存在に仮…

 蒼井優を初めて見たのは

蒼井優を初めて見たのは、この映画でした。リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2002/06/28メディア: DVD購入: 3人 クリック: 227回この商品を含むブログ (380件) を見る最初は、なんだか地味な女の子…

sign = sing

signという単語は、語順を入れ替えると、singになる。「徴候」と「音楽」。 鬼束ちひろさんの「sign」という曲の特徴を考えるとき、彼女の「音楽」に生じた、ある「徴候」を見逃せません。Signアーティスト: 鬼束ちひろ,羽毛田丈史出版社/メーカー: EMIミュ…

『できそこないの男たち』 

できそこないの男たち (光文社新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/10/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 152回この商品を含むブログ (173件) を見る『できそこないの男たち』を購入。『もう牛』も『生物と無生物のあいだ』も読んで…

Now is the time.

僕等 バラ色の日々アーティスト: 鬼束ちひろ出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)発売日: 2007/09/19メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (32件) を見る「僕等 バラ色の日々」のカップリング曲、「Now」。鬼束ちひろの英語の歌詞は、よく聴く…

雑種文化を構築する

鬼束ちひろに対する考察と、Hack!シリーズの著者に対する御礼と、マグカップに対するこだわりと、全然関係のないものを並べて書いてしまう。一体これは、なんなのだ!!!!!!!!

「Sugar High」再び

Sugar High (初回限定盤)アーティスト: 鬼束ちひろ出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2002/12/18メディア: CD購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (29件) を見る「Sugar High」を、最近聴き直しています。このアルバムは、僕が浪…

スターバックスで購入したマグカップ

昨年のハロウィンの時に購入し、とても気に入っていたのですが、とっての部分が折れてしまって、残念に思っていた。今年も売りに出されていて、よかったなぁー。スターバックスのマグカップは、いくつか購入して試してはいるのだけれど、使い勝手でこれに勝…

READING HACKS の著者からコメントが・・・

あまりよく分からないのですが、著者からブログに書き込みがある事って、案外多いのでしょうか?以前文化系トークラジオ Lifeについてブログに書いたら、黒幕長谷川プロデューサーから書き込みがあったことを思い出します。今回は、『READING HACKS!』の原尻…

外資系トップの仕事力

『Ⅰ』を読んだのは、就職する前だった。外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか作者: ISSコンサルティング出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/10/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ …

読書の衝撃

読書にはまるには、読書を通じて衝撃的な出会いをしたかどうかが、大きく影響すると思います。 一度自分の世界観を、根底から揺さぶるような体験をしたことがあるかどうか。 それが問題です。 教養としての大学受験国語 (ちくま新書)作者: 石原千秋出版社/メ…

「サブカル・ニッポンの新自由主義」通読1回目 メモ

☆第二章が難しかった。もっと読み込まねば。☆今までの著書より、ぐっとアナーキズムの話題に触れていた。☆「もっとごくごく基本的なところで「これ以外の生き方はあり得ない」と私たちに宿命的に思いこませてしまうことが問題なのである。(191p)というフレ…

見えない翼

「共鳴」とは何か?人と繋がりたい、わかり合いたいという気持ちは強く持っているが、「癒し」だけを求めるなら、効率の良い方法は、いくらでもある。 大切なのは、「共鳴」なのだ。

完全なカタチ

鬼束ちひろと違って、こちらは、僕の実存を脅かすようなものではありません。ただ、激しく心を揺さぶることは、確かです。このおじさんも、おそらく、実存とは違った部分で、激しく心を動かされたのでしょう。心と言うより、体が動いてしまった、良い例です…

精霊の声を聴く

鬼束ちひろのステージを見て、「もうこれでおしまいなんだな」と思った。それぐらい彼女は、1回のステージに、自分の全存在を賭けている。 体重がみるみる減少し、どう考えても病気としか思えない状態に陥りながら、なぜ鬼束ちひろは、全身全霊を賭けて歌う…

声の誘惑

廃墟が美しく描かれるのは、何も珍しいことではない。全てが失われゆく場所というのは、同時に、何ものかが生まれ来る場所でもあり、そこには、「死と再生」の場所でもあるからだ。 鬼束ちひろのステージを見ていると、そのことを思う。彼女は、ステージの上…

詩人の声を聴く

「人間」として生きることを宿命づけられた、最も不幸な「詩人」彼女のように、詩という表現手段を得たなら、まだいいのかもしれない。 いくら苦しくても、言葉にならない声を抱えている子どもたちが、沢山いる。そんな声なき「声」を、今日も僕は、聴き続け…