2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜそれをグロテスクだと思ったのか。 学校空間というのは不思議なもので、何の関係もないもの同士をひとつの教室に放り込み、たまたま一緒の教室に居合わせることになった人間と友人関係を作り上げることを強いる。 もしかしたら隣の教室に、「本当は親友…

文化系トークラジオLifeを聴いていて、「孤独」と「孤立」は違うもので、「孤立」することを極度に恐れる心性について話をしていた。 そこで思ったのは、私は4月から会社勤めの身になったのだけれど、会社というのは、「孤立」することを許さない空間なんだ…

「仲間」とは

僕が考えるに、「友だち」と「仲間」の違いは、目標を共有しているかどうかにあると思う。例えば、高校の部活のメンバーは、今思うと「友だち」というより「仲間」だった。それぞれの教室では、自分が属するグループがあり、そこでの人間関係は、まさしく「…

友達はいないけど、仲間がいるから大丈夫

文化系トークラジオ Lifeのサイトが更新されていた。 次回の放送のテーマは「友達」らしい。 20歳を過ぎて、「友達」という言葉を口にするのが、気恥ずかしくなったように思う。小中学生の頃なら、「俺たち友達だよな」と言い合えたのに、今そんなこと言う…

昨日の続き

昨日のブログを書いた後、通勤途中にLife外伝part2を聞いたのだけれど、僕が書いたことを、そのまんま仲俣さんが言っていました。ずばり、「仲間が欲しかったらラジオ聴け」(笑) いや、笑っちゃいけませんね。でも、ホント嬉しかった。 就職してみて改めて…

 文化系トークラジオ Lifeの第1期が終了した。

お疲れ様でした、と言いたいです。 このラジオとの出会いは、ちょうど私がpodcastというものを知ったときで、何を聞いていいか分からないときに、「文化系」という言葉にひかれて聞き始めた。 最終回外伝part1で、佐々木さんが、「仲がいい」という表現を使…

不機嫌のクリエイター

劇作家でもあり評論家でもある山崎正和によれば、近代文学創始者達の中には、「不機嫌」があったとされる。不機嫌の時代 不機嫌からの精神史的考察 (講談社学術文庫)作者: 山崎正和出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/02/05メディア: 文庫 クリック: 44回…