2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『ネット社会の未来像』ノート

ネット社会の未来像 (神保・宮台激トーク・オン・デマンド (3))作者: 宮台真司,東浩紀,西垣通,神保哲生,水越伸,池田信夫出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (50件) を見る○メーガン法 ①犯…

諏訪哲二『なぜ勉強させるのか?』ノート

なぜ勉強させるのか? 教育再生を根本から考える 光文社新書作者: 諏訪哲二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/02/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (22件) を見る○1980年代中葉に生じた変化 国民形成→個性重視○学校の役割 「…

池田雄一『夢を与える』(綿矢りさ著)書評

夢を与える作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/02/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 128回この商品を含むブログ (285件) を見る神奈川新聞に、池田雄一さんが『夢を与える』の書評を書いていた。 その中でも以下の一説。 《しか…

『ドキュメンタリーは嘘をつく』ノート

ドキュメンタリーは嘘をつく作者: 森達也出版社/メーカー: 草思社発売日: 2005/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 76回この商品を含むブログ (117件) を見る○告発主体 社会批評の視点は、ドキュメンタリーにとって大事な要素だが、 イズムや思想など…

『自壊する帝国』ノート

[rakuten:book:11821617:detail] ○忍耐 どんなに内容が退屈でも、 重要事項を赤ペンでチェックしながら読む。○ゴルバチョフの反アルコール・キャンペーン○情報操作 「…。あいつらは嘘は言わない。ただし、2パーセントしかない要因を誇張し、 あたかもそれが…

『東京ファイティングキッズ・リターン』ノート

東京ファイティングキッズ・リターン作者: 内田樹,平川克美出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/11/04メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見る○思い ことばが到来したことによって、「思い」がそこにあったこと…

『国家の罠』読了

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 283回この商品を含むブログ (322件) を見る○未来 26年後に真実が明かされ、自らの正当性が明かされる日が来ることを願…

『国家の罠』ノート

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 283回この商品を含むブログ (322件) を見る○何が「問題」だったか ①ソ連崩壊→市場経済路線へ ②支援委員会設置(日本主…

『東京ファイティングキッズリターンズ』ノート

東京ファイティングキッズ・リターン作者: 内田樹,平川克美出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/11/04メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見る

『獄中記』読了

獄中記作者: 佐藤優出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (134件) を見る○方法論 物事を観察するときに方法論は死活的に重要である。 方法論が異なると、同じ出来事が全く異なった姿…

佐藤優『獄中記』ノート

獄中記作者: 佐藤優出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (134件) を見る○秘密警察の役割 政敵を、政治犯としてではなく、破廉恥犯として捕らえる →早稲田の植草教授の逮捕は、明らか…

大衆に迎合する表現領域の枯渇

すばらしき愚民社会 (新潮文庫)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (65件) を見る 小谷野敦の、大衆に迎合しすぎれば、衆愚政治をまねくだけだということばは、昨日読んだ、…

『世田谷一家殺人事件』『麻原死刑でOKか?』ノート

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白作者: 斉藤寅出版社/メーカー: 草思社発売日: 2006/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (84件) を見る○命題 繁栄にゴザをかく日本に傷をつける 《オレたちをこの日本で、奴隷のように働か…

内田樹『狼少年のパラドクス』ノート

狼少年のパラドクス―ウチダ式教育再生論作者: 内田樹出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (45件) を見る○「学力低下」で生じる利益 ★生徒 偏差値というものさし=全体の学力が下がれば、勉強量…

『ウェブ人間論』を読む

ウェブ人間論 (新潮新書)作者: 梅田望夫,平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/14メディア: 新書購入: 17人 クリック: 156回この商品を含むブログ (537件) を見る 『ウェブ人間論』を読んだ。 二人の対立点で興味深かったのは、 梅田が、ネット…

偶像の破壊〜森達也の試み

森達也『ドキュメンタリーは嘘をつく』は、 役者森達也による、「森達也」という偶像の破壊の試みであったといえるだろう。 これまで森さんの一連の著作を読んできた私の、「森達也」という人物に対する印象は、 基本的に「良い(善い)人」であり続けていた…

内田樹『下流志向』

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち作者: 内田樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/31メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 96回この商品を含むブログ (664件) を見る 内田樹著『下流志向』で批判的に描かれる「生徒」=「消費者」像。「…