『ドキュメンタリーは嘘をつく』ノート
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 76回
- この商品を含むブログ (117件) を見る
社会批評の視点は、ドキュメンタリーにとって大事な要素だが、
イズムや思想など茫漠としたマジョリティに依拠するのではなく、
制作するこの視点を維持できるかどうかが問われる。
○ナレーション
・映像への批判
・理念や思想
○主観
ファインダーに浮かび上がる映像は、混沌とした現実から自分が主体的に意味を感知して、
自らの判断で切り取った映像なのだ。その主観の果実に編集作業という作為的な加工が施されて、
作品が出来上がる。
○想起
視点や意味を押し付けるのではなく、想起させる。