2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/02/25メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 158回この商品を含むブログ (159件) を見る<あたしは”実弾”にならない…

大人にはわからない日本文学史

[rakuten:book:13140394:detail] それは、ことばで直視してはならないもの、近代文学の大ざっぱなことばでも、それを否定した現代文学の「モノとしてのことば」でも、あるいは、その先に生まれた「玩具としてのことば」でも届かないなにかです。 しかしまた…

私たちは自分の扱い方を人に教えている

断る力 (文春新書)作者: 勝間和代出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/02/19メディア: 新書購入: 8人 クリック: 309回この商品を含むブログ (270件) を見る130p - 131p より抜粋。その人の振る舞いは、その人自身を表していると同時に、その人自身が、他…

壁と卵

朝9時に起床。今日は仕事が休みだったが、出勤することにしました。昨日、映画『ランボー』を観た影響でしょうか?誰かのために、死にたくなったのかもしれません。 帰宅後、内田樹先生のブログを拝読。内田先生のように、世界を眺めることができるよう、日…

あれから

鬼束ちひろについて語ることは、ひどく難しいことです。鬼束ちひろについて饒舌になるとはすなわち、自分の心の状態が荒んでいるときに他ならないからです。 再び私が鬼束ちひろについて語り始めようとしているということは、私自身が、今現在、内に内にとこ…

 相手は「人」ではない

咎めず、わが誠の足らざるを尋ぬべし> 勇気をもらえる言葉である。目の前の相手と対峙する時、その人の人格や、自分の保身を考えるのではなく、「天」との関係で、自分の状況を考えることの大切さを教えられた。

あいうえお俳句

日本語も英語もATOK 2009で感動変換したい! 「え」映画を観た後は、 「い」いつもと違う自分を発見し、 「と」とんでもなく幸福な気持ちを味わい、 「つ」つまらない日常、 「く」くだらない自分自身を変えてくれる。

プルーストとイカ

<つまり、読字の発達は二段階に進むということだ。 まず、理想的な読字習得の基盤として、音韻、意味、統語、語形、語用、概念、社会、感情、構音および運動と見事に勢揃いしたシステム一式と、これらのシステムを統合・同期させて読解力の流暢さを向上させ…

日本語が亡びるときに関するメモ

仲俣さんのブログより引用。 <皮肉なことに、そのような「自己申告」の作業をつうじて、本書に対して批判的な立場をとろうとする読者の側こそが、「みずからの想像力によって汚染される」ことになる(村上春樹までは認めるが、ケータイ小説はさすがに認めら…