2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『先生はえらい』

対話 ?自分が何を考えているのかを、自分が語り終えたそのことばをつうじて知るということ(あらかじめ頭の中にできあがったフレーズをただ「複写」するような話をしている限り、自分がほんとうは何を考えているのかを私たちはしることができません) ?私た…

『ルート350』

ルート350 (講談社文庫)作者: 古川日出男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/04/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (36件) を見る 私は今まで、古川日出男の良い読者ではなかった。(こうした書き出しで始まる文章は多い)この…

日本の難点

日本の難点 (幻冬舎新書)作者: 宮台真司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 新書購入: 28人 クリック: 233回この商品を含むブログ (227件) を見る(90p)信頼感を与えられない学生は…抑鬱的で、強迫的な印象を与えます。別の言い方をすれば…

経済成長という病

経済成長という病 (講談社現代新書)作者: 平川克美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/04/17メディア: 新書 クリック: 45回この商品を含むブログ (49件) を見る(182p)教育というものの恐ろしさは、先生が生徒に授ける知識と同時に、その授け方、方法、プ…

平川克美

経済成長という病 (講談社現代新書)作者: 平川克美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/04/17メディア: 新書 クリック: 45回この商品を含むブログ (49件) を見る序章「私たちはどこかで時代の一端を担ぎ、その行方に同意してきた加担者であったはずである」…

人生を省察することとは

探しうる限りの、経験と知恵を兼ね備えた人生の先達に会い、彼らの歩んできた道のりについて尋ねてみたが、すぐに重大なことに気がついた。老いた人たちに後悔について語ってもらうのは不可能だ、ということに。経験を重ねるにつれ、人は過去を甘受するよう…

容疑者Xの献身

「愛」とは何か?「献身」とは何か?「献身」と言いながら、残された女性が何を思うかまで「想像」できなかったことによる悲劇か・・・。

『こころ』は本当に名作か

・小谷野敦(こやの とん)…いつから、「とん」と称するようになったのだろう?『里見恕伝』を書いた頃からだろうか?・柄谷行人の実家が、株式会社柄谷工務店を経営しているという事実など、一見どうでもいいような細部にまで言及してくれるところが、小谷…

キラキラ

ストリーム終了に号泣した私。新しく始まった「キラ☆キラ」。どうしてなかなか、面白い。こりゃあ、ストリームより面白いのでは? 昼間からこんなぶっ飛んだ話題をガンガン流すラジオって、ほかにあるのか?

石原千秋先生の近況

石原先生の授業が極端に減っていることを、早稲田のサイトで知りました。どうしたのだろう?

「鬼」は必要か?

鬼束ちひろを、必要とする時期と、必要としない時期とがある。それはファンではない、といわれるかもしれないが、そういうものなのです。