経済成長という病

経済成長という病 (講談社現代新書)

経済成長という病 (講談社現代新書)

(182p)教育というものの恐ろしさは、先生が生徒に授ける知識と同時に、その授け方、方法、プロセスのすべてがそのまま生徒に授けられてしまうということである。

 我々教育に携わる現場の職員が、ビジネスのタームを使って生徒に「何か」を伝達するとき、その伝達「内容」だけでなく、伝達の「方法」そのものも同日に伝わってしまう、という指摘は、恐ろしいことだと思いました。