完全なカタチ

鬼束ちひろと違って、こちらは、

僕の実存を脅かすようなものではありません。

ただ、激しく心を揺さぶることは、確かです。

このおじさんも、おそらく、

実存とは違った部分で、激しく心を動かされたのでしょう。

心と言うより、体が動いてしまった、良い例です。

このように、「何かしたくなってしまう」というのは、

芸術が持つ、一番の効用といっても良いのではないでしょうか。

鬼束ちひろの「dream on」を聴き、思わずCDを買い求めてしまいました。


夢という事で言えば、この作品の想起してしまいます。

漱石も、フロイトも、夢を見続けた人たちでした。

夢の世界から帰って来られなくなったら、どうすればいいのか?

それなら、向こう岸にまで行ってしまいましょう。

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