村上春樹
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: 単行本
- 購入: 45人 クリック: 1,408回
- この商品を含むブログ (1247件) を見る
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: 単行本
- 購入: 40人 クリック: 432回
- この商品を含むブログ (925件) を見る
(1)
・青豆(名前のことで幼少から苦しむ、余計な苦しみ=現在を背負っている)
・タクシー
・クラシック……『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭を思わせる
・「で、そういうことをしますと、そのあとの日常の風景が、なんていうか、いつもとはちっとばかし違って見えてくるかもしれない。私にもそういう経験はあります。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
※例えばどこか、素晴らしい見晴らしの草原に行き、人生が変わるような経験をしても、帰ってくると退屈な日常が繰り返されるときなど。
(2)
・天吾(代々木にある予備校の数学教師を7年)
・兼業小説家…<小説家>という設定は、桐野夏生の『IN』にも通じる。
・「ふかえり」の小説を、リライトすることを、編集者の小松に勧められる
・「ふかえり」=本名:深田絵里子 かなり美人
※この写真は、本当に「ふかえり」のものか?「みかけにだまされないように」
・小松=編集、東大出身、全共闘世代
(3)
・
(4)
・数学・・・水の流れのようなもの・自然
・詳説・・・小説を書くとき、僕は言葉を使って僕のまわりにある風景を、僕にとってより自然なものに置き換えていく。そして、自分という人間の存在位置を確かめている。
※使用する言語、選択した言葉、その言葉によって構成される風景は、自分固有のものであり、そのようにしてしか、自分の存在位置を確認することができない。
・「・・・。つまり僕らは共謀して世界中に嘘をつくことになる。それはどう考えても簡単なことじゃない。ずっと心に秘密を抱えていくということは」
・「頭のいい十代の少女は時として本能的に演技をする。」
・小説の書き直しを了承
・「彼女の目で世界を眺めるんだ。君が仲介になり、ふかえりの世界とこの現実の世界を結ぶ。君にはそれができる、天吾くん。俺には―」
(5)専門的な技能と訓練が必要とされる職業
・満州鉄道に関する本
・専門職・・・『世界の終わりと・ハードボイルドワンダーランド』を思い出す。
・二年前から、回転式の拳銃は日本の警察でまったく使われていない。・・・なぜこんなに、拳銃に詳しいのか?
・しかめ面が衝撃的
・ただの一般市民がただ単純に素直に、異性と性行為を持ちたいと望んでいるだけ。
(6)我々はかなり遠くまで行くのだろうか?
・才能と勘の違い・・・どんなに才能に恵まれていても腹一杯食えるとは限らないが、優れて勘が具わっていれば食いっぱぐれる心配はないってこと
・彼女はただ自分の中にある物語を―彼女の言葉を借りれば彼女が実際に目にしたものを―とりあえず言葉を使って記録しているだけ。
・山羊、コミューン
・いじめ以上に深刻な問題を抱えていた。
・少数の人の側に入ってしまうと、面倒なことばかり考えなくちゃならなくなる・・・青豆という名前
(7)蝶を起こさないようにとても静かに
・「柳屋敷」