Youtubeで観てはいけない画像

  Youtubeでゼッタイに見てはいけない映像として、「POSO」という最凶ワードを贈り  ます。


 観てはいけない。見てはいけない。

 見ても全然なにも感じない人がいたら、それは感情が壊れている。


 『自虐の詩』というマンガがあって、読んだら確実に泣くとテレビで言っていた。

 期待して読んだら、全然泣けなかった。笑えなかった。


 世の中には、誰が見ても不幸な人間がいて、その人たちは日々それを当たり前の

 こととして受け入れて生きている。

 『自虐の詩』を読んで「泣く」読者は、「そんな」人生があるとは想像

 もつかないか、あるいは抜け出してしまったのだろう。

 私が全く泣けなかったのは、自分の「リアル」をまさにあぶり出していたからだ。


 同様にして、PosoというキーワードでYoutube上にアップされる画像を見て、

 私はなんの感情も抱かなかった。

 こどもの肉が裂ける様を見て、思わず目を背けてしまう人が大半だろう。

 しかし、日々子どもと接する仕事をしている私としては、

 Youtubeでアップされている画像は、目の前の子どもが置かれている現状の、

 別の姿であると思われる。


 「インドネシアの子どもに比べれば・・・」という言葉はもうよそう。

 目の前の子どもは、別の形で苦しんでいる。

 

1.狂鬼降臨(友成純一
2.骨餓身峠死人葛(野坂昭如
3.児童性愛者(ヤコブ・ビリング)
4.隣の家の少女ジャック・ケッチャム
5.城の中のイギリス人(マンディアルグ
6.目玉の話(バタイユ
7.暗い森の少女(ジョン・ソール)
8.問題外科(筒井康隆
9.きみとぼくの壊れた世界西尾維新
10.ぼくはお城の王様だ(スーザン・ヒル