『海辺のカフカ』

村上春樹海辺のカフカ』について、今日も。

 ナカタさんが、死んだら「カラスヤマ」に埋められてしまう、と言っていることは、

 「カラスと呼ばれる少年」を考えるうえで、無視できない発言だと思う。

 「カラスヤマ」と死を結び付けて考えるとき、

 「カラスと呼ばれる少年」もまた、死のメタファーであると捉えることができると思う。

 どうでしょうか?