2006-06-15 『海辺のカフカ』 村上春樹『海辺のカフカ』について、今日も。 ナカタさんが、死んだら「カラスヤマ」に埋められてしまう、と言っていることは、 「カラスと呼ばれる少年」を考えるうえで、無視できない発言だと思う。 「カラスヤマ」と死を結び付けて考えるとき、 「カラスと呼ばれる少年」もまた、死のメタファーであると捉えることができると思う。 どうでしょうか?