宮崎駿の思考過程

宮崎駿がポニョの絵コンテ製作に苦悩していたとき、僕は新入社員だった。

あの頃が一番苦しい時期だったとは、誰にも言わせまい。

社会人一年目。

いきなり入院。

同期の仲間から遅れを取り、結果的に今もその遅れを取り戻せずにいる。


そんな境遇に不安を抱きつつ、宮崎駿の姿に胸を打たれ、励まさせる。

人は、何歳になっても苦悩の中、成長の中にあるのであり、遅いか早いかなんて結局、自分の思い込みでしかない、ということだ。