内澤旬子

「芸のある文章を書きたい」

そのために私は、内澤旬子さんのブログを、今日も読みます。

文章に芸がある。

それだけで私は、その人のことを信頼してしまいます。

「名は体を表す」と申しますが、

「文章もまた、体を表す」といっても良いでしょう。


素晴らしい文章には、その人の生身の肉体が現れている。

なにも、内澤さんが、『世界屠畜紀行』なる文章を、

書いているからではありません。

世界屠畜紀行

世界屠畜紀行

文章を書くとは、ひたすら、ペンを握り、文字を紙の上に書き付けるという、

過酷な肉体労働以外のなにものでもないという事実。